セブンアップ味のビール!?
- irisliu4
- 7月6日
- 読了時間: 2分
観察メモ
2024年3月20日、世界的飲料メーカーのペプシコと、ビール大手アナハイザー・ブッシュ・インベブ傘下のLabatt Breweriesがタッグを組み、カナダで“アルコール入りセブンアップ”を発売しました。手軽に“ほろ酔い気分”を楽しめる選択肢として注目を集めています。
詳細な内容
新商品は、オリジナルフレーバーとレモンフレーバーの2種類が用意されており、355ml缶で提供され、アルコール度数は7%。
セブンアップやスプライトのようなレモンライム系炭酸飲料は、多くの人にとってなじみ深い味であり、バーや家庭でのカクテル材料としても広く使われています。
ただ、自分で調合するにはレシピの知識や準備の手間が必要です。その点、この“セブンアップ風RTD(レディ・トゥ・ドリンク)”は、手間なくすぐに微酔い状態を楽しめる、まさに「缶を開けるだけでカクテル体験」ができる商品となっています。
私たちの考察
RTD市場では、低アルコールのドリンクがますます人気を集めています。
アルコール度数が高すぎないことで、飲みすぎによる身体的負担やコントロールの難しさを避けつつ、適度なリラックスや気分の高揚をもたらす“ほろ酔い感”を求める消費者が増えています。特に、ちょっとした気分転換や、友人とのカジュアルな集まりにぴったりな存在です。
ブランドにとって次の課題は、いかに「飲んでみたい!」と思わせる味の完成度と違和感のなさを追求できるか。また、既存のRTD商品との差別化をどこで図るのか—パッケージデザイン?ネーミング?あるいはSNS映えするストーリー?
若年層が“思わずシェアしたくなる”ような仕掛けを作ることが、今後の成否を左右するポイントになるかもしれません。





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